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転職活動を行う際に企業側へ自分の存在を一番最初にアピールできるのが履歴書です。
 
しかし、アルバイトの経験しかないからと言って内容の薄い履歴書に仕上げてしまった結果、企業側に一度会ってみたいなと思われる自己アピールができず転職するチャンスを逃しています。
 
履歴書を書く
 
どんなに熱意とヤル気を持ちあわせていても、一番最初の基準は良くも悪くも履歴書の内容で判断されてしまうのです。
 
アルバイトの経験しかなくても仕事内容を整理して棚卸ししていけば、履歴書に記入できる内容は自分で思っていたよりもたくさんあるはずです。
 
何十人、何百人ものの履歴書を見てきた採用担当者の目に留まり、一度会ってみたいと思われるような履歴書の書き方をまとめていきました。
 
アルバイトの経験しかなくて履歴書の書き方について悩んでいるようでしたら、こちらの記事を参考にしてみてください。
 

採用担当者が思わず読んでしまう4つのポイント。

採用されるまでの道のりの第一歩は、何と言っても書類選考に通らなくてはなりません。
 
そのためにはたった一枚の履歴書を読んだ採用担当者の方に「この人に一度会って話を聞いてみたい」と思われるような履歴書を書くことが重要です。

字は丁寧に書く

一文字一文字が丁寧に書かれているのかどうかは一瞬で判断されやすいです。
 
達筆である必要はありませんが、丁寧で読みやすい字は人なりを想像されやすいですし、
読みやすい字を書くことは相手への行き届いた大人の配慮でもあります。
 
昨今は電子メールでのやり取りが多くなり字を書く頻度が少なくなりがちなため、いざ書こうとすると書き慣れないかもしれませんので、履歴書に書く前にインターネットで履歴書をダウンロードするなどして練習をしておきましょう。

誤字脱字に注意する

丁寧に書いていても誤字や脱字は自分では気付きにくいものです。
 
せっかく丁寧に書いても小さなミスが印象に残ってしまわないように、記入した履歴書を声に出して読み上げたり、家族に読んでもらうといいでしょう。
 
転職エージェントに登録しているならば担当者に確認してもらうとより効果的です。
 

具体的に伝わる内容にする

紙一枚で判断されてしまうため、伝えたことは具体的に書いていきましょう。
 
ふわっとした曖昧な内容だと、その曖昧さが自己アピールとして伝わってしまいます。
 
例えば「この会社で挑戦したいこと」「自分が貢献したいこと」を明確にしている履歴書は印象に残りやすいですし、すでにその時点で気になる人材の一人に選ばれているかもしれません。
 
相手側に立ってみたときに自分だったらどんな人と一緒に働いてみたいかを考えて、その企業で働きたい理由を具体的に記入してみると相手に伝わる内容になるでしょう。

照明写真はスタジオで撮る

駅などに設置されている証明写真ボックスよりも、スタジオで証明写真を撮ってもらいましょう。
 
理由としては、証明写真ボックスの写真よりもスタジオでプロに撮ってもらった方が印象の良い表情を引き出してくれて、写真一枚でも自己アピールに繋がりやすくなります。
 
スタジオによってはデータを頼めばもらえますので、3ヶ月〜半年くらいは履歴書に貼る写真はそのデーターを活用していきましょう。
 
文字と同様に写真の雰囲気で印象は決まりやすいです。

フリーターから正社員への志望動機について

 
志望動機を書く前に、フリーターとして働いていた理由を整理してみましょう。
 
おそらく面接時には「学校を卒業後一度も就職せずにフリーターのままずっと働いていたのはどうしてなのか」を質問されるはずです。
 
学校を卒業後はなぜフリーターを選んだのか、そうしてなぜ今になって会社員として転職しようと考えたのか、過去のフリーター経験で学んだことから今回の志望動機につながった理由を整理してみましょう。
 
例えば、
 
「食と接客が好きでカフェ店員のアルバイトを長年務めていました。
 
お客様から丁寧な対応だとお褒めの言葉を頂くことが何度かあり、人と関わる仕事にやりがいを持って働いていました。
 
また、英会話を10代の頃から習い続けており、今では日常に支障がなく会話ができるまでになったのと、TOEICが800点以上のスコアを習得できました。
 
海外で働くことに大変興味を持ち始めたのと同時に、今までの接客から学んできたお客様との関わり方と貴社が海外へ展開していく店舗に貢献したく志望しました」
 
このように、アルバイトで得た経験やスキルや実績などを正直に伝えることで、どんな風に仕事に取り組んできたのかが伝えやすいです。
 
希望している企業はアルバイトと分野が異なる職種であっても、アルバイト時代に学んできた仕事に対しての在り方を次の仕事でも活かしていきたいなど、そこで得た経験を伝えれるのではないでしょうか。
 
アルバイト経験で得たことを自分なりにまとめて棚卸ししていくと、なぜフリーターでいたのかと言う質問にも臆することなく話せて、志望動機に繋がっていくこともあるでしょう。
 
アルバイトであっても一生懸命働いてきた経験は、自分にとって一生の財産です。
 
意識して考えてみると、学んできたことはたくさんあるはずです。
 
採用担当者に、「会ってみたい」「一度話を聞いてみよう」と言うチャンスを得るためにも、仕事内容をしっかりと棚卸しをして自分の気持ちを整理してみましょう。

履歴書の書き方

企業へ提出する履歴書は大切な書類です。
 
インターネットからダウンロードする場合は練習用に使い、実際に企業へ提出するものは紙質がしっかりしている市販のタイプをオススメします。
 

日付

企業へ投函する日付を記載していきましょう。

写真

スタジオで撮ってもらった写真が好ましいです。3ヶ月〜半年以内のものを使うようにしましょう。
 
万が一写真が取れてしまっても誰の履歴書なのかが分かるように、写真の裏に名前を記載しておきましょう。

氏名

文字の大きさは欄の大きさに対してバランスを見ながら丁寧に書きましょう。
 
苗字と名前は空欄を少し空けるとバランスが良くなります。

住所

都道府県から書き、丁や番地を「1-2-1」と省略しないで「1条2丁目1番地」となるように書きます。
 
また、マンションなどの建物の名前と室内番号もしっかり記入していきましょう。

電話番号・メールアドレス

連絡がとれる番号を記入します。

学歴と職歴の書き方

学歴が上で職歴が下に書きます。
学歴と職歴の間は一行空けましょう。
 
年号は元号と西暦のどちらでも大丈夫です。
 
OK「H◯年」
OK「平成◯年」

学歴欄

小学校と中学校は卒業年次を記入し、高等学校からは入学と卒業年次を記入していきます。
高等学校や大学は学科や学部名も記入しましょう。
 
また、高等学校は高校と省略せずに記入しましょう。
NG「〇〇高校卒業」
OK「〇〇高等学校卒業」

職歴欄

入社した年月と退社した年月は必ず記入します。
 
「株式会社〇〇」と正式な企業名を書き、その会社でどんな仕事をしていたのか簡潔に分かるように記入しましょう。

免許・資格

習得した順に記入しましょう。
習得中の資格などあれば、そちらも記入してください。

志望動機

フリーター経験から学んできたことを添えながら、なぜこの会社で働きたいのかを相手に伝わるように記入しましょう。

本人希望記入欄

勤務条件に希望がない場合は空欄にしたり「特になし」と記入せずに、「貴社の規定に準じます」など一言添えて記入しましょう。

まとめ

採用通知が届く

書類選考を通るには採用担当者の方から見て読みやすくいかに短い文章の中で伝わるかです。
 
「一度会ってみたい」と思われるような履歴書を書ければ、採用の確率も上がっていきます。
 
全て記入した履歴書は家族に見てもらったり、転職エージェントに登録されているなら担当者にチェックしたもらうことで、自分では気づかなかった修正箇所を指摘してもらったりするとより質の高い履歴書に仕上がります。
 
たくさんの企業に送るなら一社ずつ手書きで記入しますので労力もかかりますが、書類選考にまずは通らなければ企業と接触できる機会を設けることは不可能になってしまいます。
 
履歴書の作成を機に頭の中で整理せずに紙に書いてみることでアルバイトで得られた経験が蘇ってくるはずです。
 
まずは白紙に経歴や今までのアルバイトで得てきた経験などを箇条書きでもいいので書き連ねていくと、志望動機が定まりさりげない自己PRもできて質の高い履歴書に仕上がります。
 
何度も修正を重ねて、採用担当者に「会ってみたい」と思われるような履歴書を作っていきましょう。
 
履歴書と職歴書の添削なら転職エージェントを活用してみて下さい。
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30代アラフォー女子です。20代半ばで転職を何度か試みましたが、ネットがあまり普及されていない時代でしたので、アルバイト誌や公共機関だけの情報が頼りでとても大変でした。転職をしたくてもどうやって始めたらいいのか悩んでいる方の力になれたら嬉しいと思い、サイト「転職女子」を2018年に立ち上げました。