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転職活動をしていた頃の私は、面接の質問内容を考えたり、履歴書を丁寧に書くことに一生懸命取り組んでいましたが、ビジネスマナーに関しては何となく丁寧な言葉で話すことで、転職活動も仕事を始めてからも乗り切っていました。
社会人経験を何年も積んでいたのにも関わらず、本当に恥ずかしい気持ちでいっぱいですが、あの時に戻ることができるなら、ビジネスマナーを真っ先に身につけることから始めたいと強く思う次第です。
今回、ビジネスマナーを身につけたい方へ転職女子がお勧めする一冊は、
\ 仕事が楽しくなる働き方の7マナー /です。
リンク
今、ビジネスマナーに関してあまり理解していない方にとっては、この本を読んで学ぶことで職場はもちろんのこと、社会人としても自分の価値を自分で下げてしまうことから回避されるはずです。
仕事において失敗をしないに越したことはありませんが、仕事中の失敗は誰にでもあると思います。
しかし、ビジネスマナーを知らないでやり過ごしてしまう方が、周囲の反応は仕事の失敗よりもあまりいい印象を持たれないと個人的に思うのです。
ぜひ、今のうちからビジネスマナーを身につけて、転職活動に活かしていきませんか。
この記事を読んで分かること
- 「ください」は実は丁寧ではない
- 誰にでも話の内容が伝わる3つの黄金ルール
- 相手の気分を害しない断り上手
目次
おすすめのビジネスマナー本「仕事が楽しくなる働き方の7マナー」の著者情報
本書の著者は、北條久美子さんです。
オフィシャルサイトに記載されているプロフィールによると、
2010年にキャリアカウンセラー・研修講師として独立。全国の企業や大学などで年間2,500人へビジネスマナーやコミュニケーション、キャリアの研修・セミナーを行う。
参考:オフィシャルサイトより抜粋
企業や大学などでビジネスマナーの研修やセミナーを行なっているようなので、もしかしたら北條さんの研修などを受けたことがある方も中にはいるかもしれませんね。
私も会社員時代に北條さんではありませんが、ファッションビル側が主催するテナントスタッフ向けのビジネスマナーセミナーに参加したことがあります。
実際にセミナーを受けていると、講師の声のトーンや会話のテンポなども学ぶことが多買ったことを思い出しました。
仕事が楽しくなる働き方の7マナーのあらすじ
本書はタイトルに7マナーとあるように、7つのチャプターで次のように構成されています。
- 見た目力
- 会話力
- 感謝力
- メール力
- 段取り力
- お願い力・断り力
- 成長力
どれもすぐに実践できることばかりですが、興味深かったのはメール力です。
家族や友人に送るメールは、会話のように端的に送ったり、スタンプで済ませてしまうことがあると思います。
しかし、仕事で使うメールは普段送るような言葉遣いではなく、相手への気配りをしつつ、こちらの顔が見えないぶん、言葉から温かみを感じてもらえるような文章が求められます。
そんなこと分かっているつもりでも、受け取った側からすると、そっけないと思われるかもしれません。
もちろん、親しい間柄の方でしたら、少し砕けた言い回しでも大丈夫かもしれませんが、どんな人にでも心配りができるような、基本的な考え方をまずは身につけておきたいと思った次第です。
次は、転職女子的にすぐに取り入れたいマナーを3つご紹介していきます。
「仕事が楽しくなる働き方の7マナー」読書感想・書評
転職女子がもっと早くに知っておきたかったビジネスマナーはの3つあります。
1.「ください」は実は丁寧ではない
チャプター6のお願い力・断り力にある
\「ください」を言い換えると柔らかくお願いできる /
です。
丁寧な言い方のように感じますが、「ください」は実は命令形なのです。
例えば、「お茶をください」と丁寧にお願いしているつもりでも、「ください」が命令形なので、本来は言い方を変えてお願いするのがマナーになります。
「お茶をください」なら、「お茶をいただけますか」に変換して伝えると好感度アップです!
親しい間柄なら「お茶にします!」と、宣言した言い方でも良さそうですね。
丁寧な言い方のように思っていても、言葉の使い方を知っている人にすれば、マナー不足だと思われてしまうかもしれませんね。
また、ビジネスだけではなく、プライベートでも言葉使いが丁寧なことで損をすることは全くないと思います。
私もまだまだ不十分なことばかりなので、日頃から言葉使いには気をつけておこうと思いました!
2.誰にでも話の内容が伝わる3つの黄金ルール
二つ目は、チャプター2の会話力にある、
\ 話が分かりやすくなる黄金の3ルール /
です。
転職女子の場合、人前で話すとなると、頭の中が真っ白になってしまうタイプなので何を話していいか分からず、最初の言葉からよく詰まってしまいました。
今でこそ、多少は改善されましたが、会社員時代に大勢の前で店舗の報告をする際は、いつも緊張して胃が痛くなるほどでした。
この「話が分かりやすくなる黄金の3ルール」では、
- 結論・要点
- 理由
- まとめ
以上の順に話していけば、分かりやすく伝わると書かれています。
よくよく考えてみると、大事なところだけ伝えておけば何も問題はありませんよね。
重要事項以外にダラダラ話していると、時間もオーバーしてしまいますので、端的に大事なところだけを伝えておくだけで十分です。
私のように、人前で話すのは苦手な方や、いつも話が長くて結局何を言いたいか自分でも分からなくなっている方も含めて、黄金の3ルールに意識しながら話してみてはいかがでしょうか。
会話は相手に伝わってこそ、コミュニケーションが成り立ちますよね!
3.相手の気分を害しない断り上手
三つ目は、チャプター6のお願い力・断り力
\ 断ってもまた声をかけられるお誘いの返事フレーズ /
です。
働き始めて人脈がどんどん広がっていくと、様々なお誘いの声がかかることがあります。
しかし、他の予定が入っている場合もありますし、全てのお誘いを受けていては、気持ち的にも金銭的にも余裕がなくなってしまうかもしれません。
ただし、自分に声をかけてくれたことは嬉しいかぎりなので、誘ってくれた相手に心配りしつつ断る方法をマスターしておけば、相手と自分にわだかまりなく過ごせると思うのです。
本書で断る際は、
- ダメ元で日付を指定して提案してみる
- 都合が悪い理由を、状況を説明する
- 行きたくなくても無下にしない
この3つをポイントとしています。
私の経験上から、断りたいお誘いがあった時こそ、すぐに断りの返事をした方が絶対にオススメです。
もちろん、相手を無下にしないで、残念だけど別件があって・・・と、やんわり断れば大丈夫です!
しつこいくらい理由を聞かれることは恐らくないので、断る時こそ24時間以内に返事を心がけると断り上手の超マスターになれますよ!
どのチャプターも、今からすぐに使えるビジネスマナーなので、ぜひ他のマナーも読んでいただきたいです。
まとめ
ビジネスマナーとなると堅苦しいような感じがしますが、仕事をする上でお互いに良好関係を築けるコミュニケーションがビジネスマナーだと思います。
ビジネスマナーを心がけておくと、年齢が若い人ならしっかりした印象を持たれますし、年齢を重ねた人だと上品な人だなと好印象に映ります。
もちろん、プライベートでも日頃から気を配っていれば、大事な仕事の場面でうろたえることなく、穏便に進めることができるはずです。
また、個人的にはビジネスルールではないかもしれませんが、質問を受けた時に質問返しで答えることはNGだと思っています。
いまいち質問内容が不明だったとしても、一度受け止めた言葉を発してから、質問をし直した方が、より良いコミュニケーションが取れるはずです。
もしかしたら、今、転職活動中な方であれば、転職活動をしながらビジネスマナーもしっかりと教えてくれる転職エージェントも活用していけば、転職先が決まる前に社会人としての振る舞いが身につきますので、この機会にビジネスマナーを習得してみてはいかがでしょうか。
ビジネスマナーも教えてもらいたい方は参考にしてみて下さい。
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30代アラフォー女子です。20代半ばで転職を何度か試みましたが、ネットがあまり普及されていない時代でしたので、アルバイト誌や公共機関だけの情報が頼りでとても大変でした。転職をしたくてもどうやって始めたらいいのか悩んでいる方の力になれたら嬉しいと思い、サイト「転職女子」を2018年に立ち上げました。
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