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書類選考を無事に合格したら、いよいよ面接が始まります。
企業によっては2回、3回と面接を行う場合もあるので、書類選考に通ったからと言って喜んでいられるのもつかの間です。
ここからさらに気を引き締めていかなければなりません。
しかし、アルバイトの面接経験しかなかったり、学生時代の就職活動から何年も経ってしまっていると、いざ面接の準備に取り掛かろうと思っても具体的に何を始めたらいいのかわからないもの。
ここでは将来を左右するかもしれない大事な面接の場で悔いが残らないように、事前の心構えなどを含めて面接の準備について解説していきます。
質問内容をまとめる
面接では事前に想定できる内容を考えて、質問に答えられるようにしておきましょう。
例えば以下ような質問が考えられます。
- 応募した理由
- なぜずっとフリーターを続けていたのか
- 学校卒業後に就職しなかった理由
この3つの質問はどの企業の面接でもおそらく質問される率が高いので、事前に内容を考えて答えれるようにしておきましょう。
また、応募した理由は企業の職種によってはそれぞれ異なると思います。
一社一社どんな企業なのかをきちんと調べて、働きたい理由を述べれるようにしてください。
「正社員となって人生を安泰させたいから」と言う理由は、正直な気持ちかもしれません。
しかし、企業側は力をあわせて会社の業績を伸ばしたり支え合えるような人材を求めています。
人生を安泰させたい理由なら他でどうぞと思ってしまうので、企業に惹かれた気持ちを伝えれるようにしておきましょう。
フリーターを続けていたことと卒業時に就職をしなかった理由については、履歴書に書いたことをさらに具体的に伝えることで、自分がどんな人物なのかを伝えれるチャンスです。
自分を良く見られたいと思ってしまえばしまうほど思ってもいないことだったり、話を盛ってしまい収集つかなくなります。
何十人、何百人と面接をしてきた人事担当者の目は誤魔化せませんし、相手が社会経験が浅いことくらい十分承知で面接をしているため、自分を大きく見せることよりも素直でやる気のある気持ちのこもった受け答えをしていきましょう。
フリーター経験しかなくてもアピールできること
長年フリーターでしか働いていなくても、その仕事で得られた知識や経験はたくさんあるはずです。
仕事ができることは重要ですが、どの職場でもコミニュケーション能力の高さは円滑な人間関係と職場内の雰囲気を気づいてくれる最も重要な要素の一つでもあります。
アルバイト先で仲間たちをまとめるリーダー的役割を任されていたり、接客業でしたらお客様から接客についてお褒めの言葉をいただいていたことは、積極的にアピールしていきましょう。
例えば、履歴書の書き方の記事でお伝えしたアルバイト先の出来事を引用すると、
「食と接客が好きでカフェ店員のアルバイトを長年務めていました。お客様から丁寧な対応だとお褒めの言葉を頂くことが何度かあり、人と関わる仕事にやりがいを持って働いていました。」
お客様から褒めてもらえたことは、フリーターや正社員に関係なく接客業なら大きな実績です。
コミニュケーション能力が高く育てがいのある人材という評価に繋がりやすいでしょう。
また、経験がないからこそ資格を習得している最中など、今現在学んでいることがあればそちらも伝えていきましょう。
フリーターにピリオドを打ち働き方をシフトし、ここで一生懸命働きたい気持ちをしっかりと伝えることで、あなた自身と仕事に対する姿勢が伝わるはずです。
不採用を引きずらない
正社員を目指している20代のフリーターは大勢いますので、書類選考に合格しても面接で不採用になることの方が多いかもしれません。
履歴書を必死に作り面接の練習もたくさんした結果が不採用でも「縁がなかったんだ」と割り切って、次の面接で全力を尽くしましょう。
1社目の面接で採用される人もいれば、何十社受けても落ちるときは落ちますし、転職はすぐに採用になることが目的ではないはずです。
また、自分一人で転職活動をされている人の中には、面接の受け答えで変えた方がいいところなど気づきにくかったりします。
転職エージェントを活用し、自分で気づかなかった面接時のクセなどを転職のプロから指摘してもらうなどすると、一気に転職活動が軌道に乗るかもしれませんよ。
表情と話し方を確認する
鏡に向かって話す練習をすると、相手から見た時の自分の視線の位置や姿勢がどうなっているのかを視覚で確認ができます。
また、録音機を使って自分の話し方を聞いてみるのもオススメです。
女性の中には語尾を上げて話す方が見受けられますので、自分では気付かない話し方のクセは録音し確認してみましょう。
話し方を気をつけたり耳障りの良い話し方になるはずです。
受け答えの内容だけではなく、声の出し方や話し方にも気を配ってみてください。
まとめ
面接官によって質問内容はいくらでも変わりますので、事前に様々な質問を想定して答えられるように準備しておきましょう。
今までのアルバイト先のこともそうですが、プライベートな質問だったり、学生時代についてだったり、職種にもよりますが社員になったらどんなことに挑戦したいかなど、あらかじめ考えれるだけ考えて、受け答えできるようにしてみてください。
面接は書類だけでは分からなかった、お互いの印象を確認し合う場でもあります。
企業側は本人に直接会うことで、自分たちと一緒に働いてここで育てていける人材なのかを見極めています。
会社の業績に大きく貢献してもらいたいとはもちろん考えていますが、人一人の人生もかかっているため質問を通して慎重に選んでいることには変わりありません。
また、転職活動をしている側からしても、応募書類や会社のホームページからは伝わりきらなかった、社内の雰囲気を肌で感じることで印象はまた変わってくるでしょう。
条件が良くてもなんとなく落ち着かない会社かもしれませんし、条件は引っかかっていたけれど、実際に訪問してみると社内の雰囲気が良く働きたいと思うかもしれません。
実際に面接で話すだけではなくて、訪問することでわかることも多々あるはずです。
慣れない面接で緊張をするかもしれませんが、事前に準備をしておくことこそ面接の攻略です。
すぐに結果が出なくても転職活動を諦めずに続けていれば、ご縁のある企業はきっとありますので、一回や二回の面接が振るわなくても落ち込まずに気持ちを新たに次へ進んでくださいね。
面接のアドバイスが欲しい方は参考にしてみて下さい。
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30代アラフォー女子です。20代半ばで転職を何度か試みましたが、ネットがあまり普及されていない時代でしたので、アルバイト誌や公共機関だけの情報が頼りでとても大変でした。転職をしたくてもどうやって始めたらいいのか悩んでいる方の力になれたら嬉しいと思い、サイト「転職女子」を2018年に立ち上げました。
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