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印象に残りやすい履歴書と職務経歴書の書き方を解説
 
転職活動でほぼ必ず必要になるのが、履歴書と職務経歴書です。
 
履歴書は書けるけど、職務経歴書はどう書いていいのか分からないという方もいるのではないでしょうか。
 
転職女子が過去に転職活動に励んでいた頃、履歴書はもちろんのこと、職務経歴書を書いた経験があります。
 
今回、この記事を書くにあたり、サンプルではありますが自分の経験を元に職務経歴書を書いてみたところ、昔書いていた記憶が蘇り、そう言えばA4用紙に職務経歴書を書き綴って応募していたなと思い出しました。
 
私が過去に応募していた会社は、履歴書を送付して下さいとだけ記載されていましたが、実は職務経歴書も添えて送っていたのです。
 
なぜなら、アパレル会社で正社員として雇用される前までは、私はアルバイトの経験しかなかったため、履歴書だけではインパクトに欠けるような気がしていたので職務経歴書を添えることをしていまし
 
もちろん、履歴書だけでも問題はなかったと思いますし、インパクトが最も重要だとも限りません。
 
しかし、何としても入りたい会社だったこともあり、まずは書類選考を通らなくては次に進めません。
 
ライバルたちより少しでも「この人はやる気があるな」と思ってもらいたい一心で、職務経歴書を書いていたのです。
 
当時は、インターネット上に職務経歴書の書き方が載っている記事を見た記憶はなく、アルバイト情報誌などに小さく載っていたサンプルを見よう見まねして書いていたような覚えがあります。
 
最初の頃は何をどう書いたらいいのか分かりませんでしたが、何度か練習していくと自分を特別すごい人のように見せる必要もなく、採用担当者が見たときに、応募者がどんな会社でどんな仕事をしていたのかを瞬時に分かるよう簡潔に書けば良いことが分かりました。
 
職務経歴書は練習次第で書き慣れますし、アルバイトであっても、自分が今まで働いてきたことを初対面の人に分かりやすく伝えることを想定しながら書いていきます。
 
この記事では、分かりやすく見やすい履歴書と職務経歴書の書き方をお伝えしますので、これから転職活動を始める方や、書類審査を突破したい方などは、この記事を参考にしてみて下さい。
 
 

見出しタイトル

  • 履歴書と職務経歴書の書き方が分かる
  • アルバイト経験だけであっても職務経歴書の大切さが分かる
  • 職務経歴書は難しくないと言うこと
 

履歴書を用意する

履歴書を用意しておく

履歴書の書き方については別の記事でもお伝えしていましたが、職務経歴書と絡めた履歴書をかけるように再度書きましたが、人物・団体名などは、サンプルを書く上で架空としていますことご了承下さい。
 
 
 
まずは、履歴書を用意します。
 
この時、履歴書にも就職を希望するために提出する履歴書と、パート・アルバイト用の簡素な履歴書がありますので、必ず就職希望用の履歴書を用意して下さいね。
 
用意した履歴書の内訳は、
 
  • 履歴書4枚
  • 職務経歴書4枚
  • 封筒4枚
  • 証明写真を貼るシール4枚
  • サンプル用紙1枚
 
以上が揃います。
 
サンプル用紙は参考になりますが、いきなり書くと漢字や数字を間違う可能性があるので、清書をする前に履歴書をコピーをして練習をすることをオススメします。
 
また、水性や油性のボールペンでも構いませんが、ペン先にインクが溜まり紙に書くと滲むことがありますので、インクのにじみが少ないゲルインクボールペンがオススメです。
 
文字を消すことができるフリクションボールペンの使用はやめておきましょう。

履歴書を書いてみる

履歴書のサンプル

何度か練習をしたら、早速、履歴書用紙に書いてみましょう。

氏名欄について

氏名や住所の書き方について

転職女子がサンプルとして書いた履歴書はこちらです。
 
*人物・団体名などは架空となっています。
 
 
氏名を書く時は、枠の大きさに合わせて大きく書いていきます。
 
苗字と名前は少し離して下さい。

住所欄について

現住所を書く際の注意点としては、番地やマンション名など、省略せずに書くことです。
 
例えば、
 
× 東京都渋谷区千駄ヶ谷○-○-○
 
上記のように省略をしないで、下記のように記入します。
 
○ 東京都渋谷区千駄ヶ谷○丁目○番地○号
 
○ 東京都渋谷区千駄ヶ谷○丁目○番地△△マンション502号室
 
 
以上のように、省略をしないで書きますが、住所が長いと住所欄に収めて書くのが案外難しいため、清書をする前にコピー用紙で文字の大きさをどのくらいにして書けば良いのかを確かめておきましょう。

年号を統一化する

履歴書は年号を記載する欄がたくさんありますが、全て西暦か元号のどちらかで統一して書きます。
 
転職女子がサンプルで書いた履歴書は誕生日を西暦にしましたので、他の年号も西暦にして統一しています。

学歴・職歴欄について

学歴と職歴の書き方について

学歴・職歴の枠には、最初に学歴を書いていきます。
 
一行目に学歴」と書き、最初の学歴は中学の卒業から書いていくといいでしょう。
 
高校は入学と卒業時を書き、進学したらその進学先の入学と卒業時を記入していきます。
 
学歴が書き終えたら、一行空けて職歴」と書いて下さい。
 
アルバイトしか経験がなくても、入社した年月と会社名を記入していきます。
 
この時、会社名の後ろに(アルバイト)と記入しておけば、どのような職歴かが一発で分かってもらえるので、記入しておいても良いと思います。
 
また、どんな仕事を担当していたのかを簡潔に書いておき、詳しい仕事内容は職務経歴書に書いていきましょう
 
職務経歴書を書くことを前提にしていれば、履歴書には簡潔に書く程度で大丈夫です。
 
ただし、年月などの時系列は、間違わずに書いて下さいね。

免許・資格欄について

免許や資格の書き方について

習得した免許や資格を記入しますが、何も持っていなければ空欄にしておきましょう。
 
私は学生時代、あまり資格を習得しませんでした。
 
もちろん、手当たり次第習得すればいいわけではありませんし、例えば、自動車免許なら30万円ほどの費用がかかります。
 
職種によっては、自動車免許が必要ないこともあるでしょう。
 
ただし、学生時代は多少時間に余裕があったため、自分なりに就職活動や働いても役立つような資格を習得しておけば良かったと感じます。
 
資格が絶対に就職に役立つかのか断言は難しいところではありますが、資格を取るまでの学びこそ得るものがたくさんあります。
 
現に、転職女子は会社員として転職後に、マイクロソフトの資格を習得したことによって、それまでパソコンの扱いが全く分からなく、パソコンを触るのも怖いと思っていたのですが、色々触っても案外平気でしたし、習ったこと全て完璧になっていなくても何とかなるものなんだなと思った次第です。
 
もちろん、合格するために勉強はたくさんしていました。
 
友人たちと遊んだりアルバイトを一生懸命するものいいですが、在学中の時間がある時こそ、資格の習得を目標に掲げてみてはどうでしょうか。
 
実際のところ、免許・資格欄が白紙では少し寂しいかもしれません。
 

志望動機や希望欄について

志望動機や希望欄の書き方について

志望動機などのアピールポイントは簡潔に書いておきましょう。
 
アピールしておきたいことは、職務経歴書と重複することもあるかもしれませんが、記入して下さい。
 
ただし、希望ばかり書いてしまうと、注文が多い人だなと思われる可能性がありますので、その辺りの言葉選びを慎重にして記入した方が良いと思います。
 
自分が採用担当者だったらどう思うか?を考えながら、記入してみると良いかもしれませんね。

職務経歴書を書いてみる

付属の職務経歴書用紙

履歴書用紙を購入した際に、上記の職務経歴書の用紙もセットで入っていましたが、私はこの用紙を使わないで、パソコンのワードを活用していきました。
 
実は、15年以上前になりますが、転職女子が転職活動を行なっていた際も、白紙の用紙に職務経歴書を記入していったのです。
 
当時は、仕事の経験があまりなかったこともありますが、履歴書を書いて見直したら余白が目立っていることに残念な気持ちになってしまったのは今でも忘れません。
 
どんなに丁寧な字で書かれていても、私が採用担当者なら履歴書を見て会いたいと思うだろうか?と考えると、自分で書いておきながら特に印象に残らないため、書類選考で落ちるタイプだろうと自覚したことで、職務経歴もほぼないのは承知ですが、アルバイトで得たことや自分なりの考えを職務経歴と一緒に書けば、多少なりとも印象に残るのではないか?と思った次第です。
 
誰もが羨むようなキャリアを積んでいる方なら、職務経歴書の内容は華やかになるのかもしれませんが、私のようにアルバイトしか経験がなくても内容をまとめていけば、見やすい職務経歴書を完成させることが可能でよ。
 
なお、職務経歴書を書くにあたり《こちらのサイト》を参考にさせて頂きました。

内容を分かりやすく簡潔まとめる

職務経歴書の全体像

職務経歴書と打ち込んだら大きめに変換し、年号や氏名も打ち込みます。
 
文字の配置は写真を参考にして下さい。
 
内容や書き方には決まりはありませんが、初対面の方が見てすぐに理解できるような書き方が望ましいです。
 
  • 応募職種
  • 最終学歴
  • 職務経歴
  • 自己PR
 
この4つの内容を書いて、2枚になりました。

応募職種・最終学歴について

応募職種や最終学歴を書く

履歴書で詳しいことを記入しているので、特に最終学歴は簡潔にしても問題ありません。

職務経歴について

職務経歴について書く

職務経歴書なので、自分が働いていた会社や仕事内容を記入していきます。
 
  • 企業名
  • 事業内容
  • 職種内容
  • 取扱製品など
  • 企業の実績が分かれば
  • 業務成果
 
どんな所、どんな仕事をしていたのか分かりやすく記入していきます。
 
アルバイトであっても、自分が任せられていた仕事内容を書いてアピール出来るのと、自分の立場が職場ではどのような立ち位置だったのかを、さりげなくアピールしてみても良いと思います。
 
また、リーダーシップ的な立ち位置ではなくても、真面目な性格や新人時代の仕事ぶりについて詳しく記入するのも相手に人なりが伝わるでしょう。
 
サンプルでは、比較的大きな企業と小さな企業での自分の立ち位置について書いてみました。
 
実際に、転職女子も両方の企業で働いた経験があり、当たり前ですが、職場では求められることが変わってきます。
 
面接に通ったら、それぞれの企業で働いた経験をさらに深く聞かれる可能性があるので、面接を見据えた内容にまとめておいても良いと思います。

自己PRについて

自己PRについて書く

転職活動時代私は職務経験を書いていて本当に良かったと実感しています
 
なぜなら、転職女子が履歴書を書いた際、ほとんど余白だったと先ほどお伝えしましたが、職務経験なしで応募しても、全く印象に残らない応募者だったことでしょう。
 
仮に、アルバイト経験しかない方の中には、職務経歴に入るのだろうか・・・と、思うことがあるかもしれません。
 
実際に、私がそうでした。
 
特にスキルがあるわけでもないし、職場内の立ち位置がアルバイトをまとめるアルバイトのリーダーだったとしても、この中では通用しているだけで、募集している企業の求める人材に当てはまるのかと言うと自信はない・・・と、感じていたのです。
 
しかし、職務経歴の順を追いながら最終的な自己PR欄によって、仕事を通して培ってきた自分の強みだったり長所をアピール出来るのです。
 
質問をされているわけではないので質問に沿った答えではなくていいし、伝えたいことを率直に書いて採用担当者へアピール出来る絶好の機会が職務経歴書にはあります。
 
ただし、自分を良く見せる必要はありませんので、本当にやってきたことだけ書くことが大前提です。
 
2枚目の職務経歴書
 
アルバイト経験しかなかった私でも、職務経歴書を書くことによって、書類選考の段階から伝えれることがたくさんあると分かってから、書類選考を通過することが増えたのも事実でした。
 
もちろん、職務経歴書を書いたからだけではないと思いますが、履歴書の余白が気になる方にこそ、職務経歴書は書いてみて欲しいのです。
 
それに、面接に通った際は、自己PRを見ながら質問されることもたくさんありました。
 
そうすると、自分の仕事に関して棚卸ししているため、スムーズに質問に答えることも出来たのです。
 
規定外の質問もあるかと思いますが、そのような内容については、面接対策の参考書を読んだり、転職エージェントに相談するのをお勧めします。
 
まずは、書類選考に突破しなければ正社員の道も閉ざされてしまいますので、写真付きで説明した、履歴書と職務経歴書を参考にして早速試してみて下さい。

まとめ

職務経歴書を考えてみる

転職活動には、ほぼ必ずと言っていいほど履歴書の提出は必須です。
 
しかし、アルバイトしか経験がなかったりすると、履歴書をどう書いていいのか悩む方もいるかもしれません。
 
さらに、職務経歴書となるとハードルがもっと上がってしまいそうです。
 
記事の中にも書きましたが、転職女子は特別なスキルや資格を持って働いていたわけではなく、さらには、アルバイトの経験しかなかったのにも関わらず、本気で正社員になることを目指してからは、それまでの仕事経験が浅くても職務経歴書を書くことにしたのです。
 
もちろん、華麗な経歴を持っていたわけではないですし、秀でたスキルがあったわけではないので、誰がみてもアルバイトしか経験がないことがすぐに分かる内容でした。
 
しかし、自分を偽ってでも良く見せることが目的ではなく、「現段階の自分はこう言う人間で、こんなことを考えながら仕事をしていました」と、卒業した学校名や持っている資格だけは分からない人物像を、採用担当者へ職務経歴書を活用してアピールしていったのです
 
職務経歴書の送付が募集項目欄に掲載されていなくても、A4用紙に職務経歴を綴っていき履歴書と一緒に送ることで、少しでも印象に残るように書類作成を行なっていきました。
 
そうすると、時系列に沿って経験してきたことを文字で綴っていくうちに、アルバイト時代の経験もアピール出来ることがたくさんあることに気づいたのです。
 
何かに秀でたことが何もない自分がとてもコンプレックスだったのに、正社員の肩書きはなくても与えられた場所で職務をきちんと果たしてきたのだと考え直し、大きく良く見せようとするのではなく、「この会社でこう言うことを経験してきた結果、これも出来るようになりました」と、答えれるまでになったことは自分にとっては価値のある転職活動の一つだと思っています。
 
職務経歴書は、自分のことを全く知らない初対面の人へ、自分の人なりを説明出来る絶好のチャンスです。
 
ぜひ、自己PRに迷っているなら、履歴書を書くのはもちろんのこと、採用担当者へプレゼンするつもりで一度職務経歴書をまとめてみて下さい。
 
何度も書いていくうちに伝えたいことがまとまることによって、最も的確な自己PRとなると思いますよ!
 
職務経歴書の添削なら転職エージェントを活用してみて下さい。
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30代アラフォー女子です。20代半ばで転職を何度か試みましたが、ネットがあまり普及されていない時代でしたので、アルバイト誌や公共機関だけの情報が頼りでとても大変でした。転職をしたくてもどうやって始めたらいいのか悩んでいる方の力になれたら嬉しいと思い、サイト「転職女子」を2018年に立ち上げました。