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フリーターから正社員になるためにおすすめの資格を習得する
 
学校を卒業後フリーター生活が長くなり、アルバイト業務だけの知識のまま転職活動を行う際に、「何か資格は必要だろうか」と考えることがあるかもしれません。
 
確かに書類審査の段階で膨大な履歴書の中でチェックする項目としては、つらつらと書かれた職歴や人物像の説明よりかは、一目見てわかりやすい資格に注目する場合があるでしょう。
 
ただし、学校を卒業して間もない20代のフリーターが難しい資格を持っていても、今の仕事で全くその資格を活用した仕事に就いていないのでしたら、どんなに難しい資格を持っていようが経験がないぶん印象には残りづらいです。
 
それよりも年齢に関係なくどんな仕事にでも活用できるような資格を習得していた方が、履歴書を見たときにこれだけあれば「履歴書を見る限り問題なし」と一発で思われるような資格を習得していた方が、かえって採用の確率は高くなります。
 
しかしながら、20代女性フリーターの中には、これから資格を大いに活用できる専門的な分野で転職を試みたいという方も中にはいるでしょう。
 
ここではアルバイトをしながらでも比較的簡単に習得でき、職種に関係なく持っていると仕事でもプライベートでも活用ができて、さらに20代女性フリーターに人気のある資格を解説していきます。
 
転職活動をまだ始めていなくてもここで説明している資格から習得してみてください。
 
フリーターで実務経験がないぶん職種に関係なく活用しやすい資格を持つことは真剣に転職活動をしている姿勢も伺えます。
 
ただし、自分には何も手に職がないからといってあらゆる資格を習得しても「資格マニア」だと思われる可能性があります。
 
メインは転職活動ということを忘れずに、一般的に必要だと思われる資格をいくつかピックアップして転職活動に役立てていきましょう。
 

フリーターが正社員に転職する際に有利な資格は3つ。

企業側が20代のフリーターを新たに採用する際、アルバイトの経験しかなくても資格をたくさん所有し即戦力となるような人材をあまり求めていないでしょう。
 
それよりも仕事への熱意や情熱、フレッシュさなど人柄重視の場合が多いです。しかしながら実務経験がないフリーターを雇う際でも、募集要項に記載されている項目に資格必須も中にはあります。
 
一般事務などの転職を希望であれば難易度が高い資格をいくつも習得していくよりは、これさえあれば特に仕事に困らない資格を習得した方が書類審査も通りやすく、募集要項もクリアしやすい可能性が高いです。
 
フリーターで正社員の実務経験が全くないようでしたら、以下の3つの資格をオススメします。
 
  • MOS
  • ITパスポート
  • 普通自動車免許
 
以上の3つは、転職を視野に入れているなら習得しておいても損にはなりません。
 
実生活においても使用頻度の高い資格も含まれていますので、手に職がなくて悩むよりも普段から活用できる資格を習得していった方が、転職だけに限らず活用の幅が広がります
 
それでは一つずつ資格の解説をしていきます。
 

MOS

マイクロソフトオフィススペシャリスト
 
MOSとはマイクロソフトオフィススペシャリストの略です。
 
この資格はWord、Excel、PowerPointなど、パソコンを使用する際に利用できるかどうかを証明する資格となっています。
 
試験科目はWord、Excel、PowerPoint、Access、Outlookがあり、WordとExcelは一般レベルと上級レベルの2パターンに分かれています。
 
試験科目
一般
上級
価格
Word
一般:10,584円
上級:12,744円
Excel
一般:10,584円
上級:12,744円
Power Point
なし
一般:10,584円
Access
なし
一般:10,584円
Outlook
なし
一般:10,584円
2018年10月現在
 
Word、Excelは一般レベルと上級レベルを習得しておくとパソコンを活用する時には便利なスキルになるでしょう。
 
その他にも時間があれば他の科目も習得しておくと、一通りのパソコンの知識は身につくはずです。
 
実務経験がないぶんパソコンの基礎知識は事前に準備しておくことをオススメします。
 

ITサポート

ITサポート
 
ITサポートとは、ITの基礎知識を証明できる国家資格になります。
 
昨今は業種に関係なく様々なITが巡るましく活用されています。
 
配属される職種がITを利活用していなくても企業が求める人材は、ITアレルギーよりも一通りの基礎知識がある方が採用の決め手になりやすいです。
 
さらには、経営戦略、マーケティング、財務、法務などの経営全般に関する基本的な知識も学ぶことができます。企業で実務経験がない方にとってはITを正しく理解するのにとても役立つ資格だと言えるでしょう。
 
試験内容な、ストラテジ系(戦略)、マネジメント系(経営・管理)テクノロジ系(技術)の3つから出題されます。
 
どれも基礎的なことを学べれるきっかけにもなりますので、資格を習得する際は企業で働く時に役立つ資格をオススメします。
 

普通自動車免許

普通自動車免許

18歳以上でしたら習得可能です。
 
デスクワークなどの内勤を希望されるようでしたら自動車免許は使用されないかもしれませんが、自動車通勤が必須になるような場所にある職場だと車の免許は必要になります。
 
身分証としても活用できます。
 
転職に限らず私生活でも便利な資格ですので、時間の融通が効きやすい時に習得しておいてはいかがでしょうか。
 
受講価格はマニュアルとオートマの車種によってそれぞれ変わっていきますので、近くの教習所へお問い合わせください。
 
20代フリーターで企業内で実務経験がほとんどない方にとって、闇雲に資格を習得すればいいわけではありません。
 
企業の募集要項にもよりますが、今後の転職活動並びに実際に働き始めたからも活用できそうな資格を習得していきましょう。
 
他にも様々な資格はありますので、企業によっては絶対に必要だと思われる資格を習得し転職活動に役立てて下さい。

女性に人気の医療分野の資格2選

女性に人気のある医療系資格

フリーターから正社員へと転職を考えている女性の中には、専門分野の資格を習得して働きたいと思われる方もいるかもしれません。
 
ここでは、女性に人気のある医療系の資格を2つご紹介していきたいと思います。

医療事務

病院やクリニックなどで医療費の計算や窓口で対応を任せられる仕事、厚生労働省が定めた点数によって医療費を計算していきます。
 
資格を習得して身につけておくと働く施設が変わったり子育てでブランクがあったとしても復帰がしやすい職種とも言えるでしょう。
 
事務といっても患者さんの対応を任せられる役割を担っておりますので、コミュニケーション能力も問われます。
 
そういった意味でも人と接することが好きな方にはとてもやりがいのある仕事だと言えます。
 
とても人気が高い仕事ですので、実務経験がなければ資格は必須だと思っていていいでしょう。

調剤薬局事務

調剤薬局事務は調剤薬局で薬剤師の業務サポートを行います。
 
窓口で受付はもちろん、処方箋のチェックなどサポート業務のほとんどを任せられる重要な仕事です。
 
調剤薬局は全国にたくさん存在しています。
 
多くの女性が活躍されている職場の一つでもありますので、家庭と仕事の両立を応援してくれる職場が多いのが特徴です。
 
縁の下のサポートが得意な方には向いていますが医療系の事務は人気のある職種ですので、転職を考えているようでしたら資格はできるだけ取得しておいた方がいいかもしれません。
 
事務職の仕事を探している方は参考にしてみて下さい。
 

まとめ

必要な資格選び

新しいことを始める際は資格が必須だと思いがちで、よくわからない資格をたくさんとって時間とお金を大幅に使ってしまうケースがよくみられます。
 
もちろん、資格を習得することで知らなかった知識が身につき、転職先でも役立つ可能性は大いにあります。
 
しかしながら、たくさん資格があれば優秀でも有利でもなく、必要最低限の資格を早い段階から習得しておいて、資格の勉強ではなく転職活動をメインにできるかで転職の成功は見えてくるでしょう。
 
医療系の事務は一度資格を習得すれば、ブランク期間があったとしても資格を活用して転職活動を行うことは可能です。
 
特に個人で開業されているクリニックなどは診察時間が朝から夕方までと、残業が少ない場合が多いために一度就職したら長きにわたって働いている女性はたくさんいます。
 
そういった意味でも病院によっては競争率が高い職種かもしれませんが、比較的安定して長く働ける仕事ですので、転職活動をする際は企業なのか専門的な医療系でいくのか考えてみてもいいかもしれませんね。
 
 
働き方を見直したい方は参考にしてみて下さい。
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30代アラフォー女子です。20代半ばで転職を何度か試みましたが、ネットがあまり普及されていない時代でしたので、アルバイト誌や公共機関だけの情報が頼りでとても大変でした。転職をしたくてもどうやって始めたらいいのか悩んでいる方の力になれたら嬉しいと思い、サイト「転職女子」を2018年に立ち上げました。