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いつもさりげない気づかいをしてくれる先輩を見て、自分もあんな風にしたいけど何をすれば良いのだろう・・・
やっと会社員になれた私は、その先輩と話すたびにいつも思っていたのです。
転職女子が最初に契約社員として就職した会社には、少し近寄りがたい経理のベテラン女性社員さんと席が近くて、挨拶を交わすことは多かったのですが正直苦手だなと感じていた人がいました。
ある時、親しくしてもらっていた女性の先輩に誘われて仕事帰りに映画を観に行くことになったのですが、その先輩と少々苦手だと感じていた先輩が仲が良かったため、その先輩も一緒に行くことになったのです。
私は内心「大丈夫かな話せるだろうか」と思っていたのですが、映画を観終わってご飯を食べている時に初めて挨拶以外の言葉を交わすことに。
すると、仲の良い同僚と後輩の私に対して話を盛り上げたり率先してコミュニケーションを取ろうとしてくれる気づかいのある人柄で、たいして話したこともなのに上部で判断していた自分がとても恥ずかしかったことを今でも鮮明に覚えています。
仕事中に近寄りがたい雰囲気なのは、需要任務が多い仕事だったようで単に忙しくしていただけでした。
その日以来、席が近かったこともあって、挨拶以外の言葉を交わす機会は何度もありましたが、誰に対してもさりげない気づかいをしてくれる方だと分かりました。
社会人になりたての転職女子にとっては、自分もこの先輩のように気づかいのできる女性になりたいとお手本にしていた次第です。
この記事では、これから就職をして社会人になって行く人や、次の転職先で新しい人間関係を築いて行く人が気づかい上手になることで他者から喜ばれたり感謝されたり、もちろん、自分自身の成長につながる気づかいについての本をご紹介していきます。
その本とは、
\ はたらく女子の気づかいレッスン〜さりげないけど喜ばれる〜 /です。
リンク
気づかいができる人は年齢や経験値に関係なく信頼度が高いと転職女子は思います。
また、仕事に不慣れな新人であるなら、仕事の出来をカバーするためにも気づかい上手になるだけで、上司や先輩からの印象は断然良くなります。
出来れば今すぐにでも、頭で考えなくても気づいたら当たり前にしている気づかいを目指したいものですよね。
ぜひ、最後まで記事をご覧いただいて、一緒に気づかい上手になりませんか。
この記事を読んで分かること
- 大事な場面でこそ媚びない
- 理想の自分の作り方
- 自分本位にならないアポ取り
目次
「さりげないけど喜ばれる 働く女子の気づかいレッスン」の著者情報
本書の著者は、能町光香さんです。
プロフィールは、
10年間、ティファニー、バンクオブアメリカ・メリルリンチ、ノボノルディスクファーマなどの外資系企業で10名のトップマネジメント(社長や役員などの上級管理職)を補佐するエグゼクティブ秘書を務め、職場での「気づかい」の大切さを身をもって知る。引用:さりげないけど喜ばれる 働く女子の気づかいレッスンから
◇能町光香さんの最新情報はこちらからご覧頂けます。
転職女子
著書以外にも「エグゼクティブ秘書が教える一流の仕事術」など、タイトルから気になる書籍を執筆されているようなので他の本もかなり気になります^^
「さりげないけど喜ばれる 働く女子の気づかいレッスン」のあらすじ
本書は、7つの章から構成されています。
- 人間関係をガラッと良くする気づかい
- 無理しないで自然に続く会話の気づかい
- 「仕事ができる」と信頼される気づかい
- 心が伝わる電話・メールの気づかい
- 失敗しない!取引先訪問の気づかい
- スマートな会食&接待の気づかい
- 相手を感動させるワンランク上の気づかい
以上の、7章になっています。
どの気づかいも、仕事だけではなくプライベートでも役立つ内容です。
若いうちは多めに見てくれることがあっても、年齢を重ねていくにつれて気づかいが出来ない大人は、いくら仕事ができてもなんだか残念な印象を持ってしまいます。
転職女子
今すぐに気づかいができる女性になれるよう一緒に学んでみませんか^^
次の記事では、転職女子が最も気になった3つの気づかいをご紹介していきますね。
「さりげないけど喜ばれる 働く女子の気づかいレッスン」の感想・書評
気づかいは人間関係をより良く築けるきっかけの一つですが、転職女子が今すぐにでも身につけていきたい気づかいは3つあります。
1.大事な場面でこそ媚びない
人間関係をガラッと良くする気づかいから、
\ 「自分を下げない」「媚びない」気づかいで気持ちよく働く /です。
入社したてだと上司や先輩を立てて良い後輩だと思われようと、自分を下げてコミュニケーションをとってしまったり、仕事を円滑に行うためだと思って、上司の機嫌を伺いながら行った方がスムーズに進みやすいなんて考えがちになることも・・・
役職名が付いていると上下関係で成り立っているように感じますし、実際にそうかもしれませんが、仕事は上司から請け負っているわけではありません。
本来は会社の業績を伸ばしていくために、自分はどんな行動をしていけば会社全体にとってベストなのかが大事です。
苦手な上司や先輩がいたとしても彼らと信頼関係を築いていくには、媚びて言いなりになるのではなく、会社のベストを考え仕事に焦点を当てて成果を出していくこと。
結果を出していくことによって、両者の間に信頼関係が生まれて良好な人間関係が保たれて行きます。
新入社員なら自分のポジションは社内でも下の方に属しているかもしれませんが、決して相手を立たすために自分を下げたり媚びたりするような態度をせずに、会社にとって自分ができることを精一杯務めてみる努力の方が大事だ言うことが、この本によって改めて分かりました。
人間関係を良好にするには、まず自分から率先して出来ることを行うことが必要なんですね!
2.理想の自分の作り方
「仕事ができる」と信頼される気づかいの、
\ 「うしろ姿」と「足元」をチェックして理想の自分になる /です。
清潔感のある人は好印象に映りますが、実は他人が感じている人の印象には顔や服装だけではなくうしろ姿も見ています。
うしろ姿を見た時に、姿勢よく歩いていたり座っていると「仕事が出来そう」「品がある人だな」という印象を持ちませんか?
反対に姿勢が悪いと上記とは全く逆の負の印象を持たれてしまい、自分の評価に直結してしまうことも。
一日に自分の姿を自分で見ている時間はそんなに長くはありませんし、特にうしろ姿なんてほぼチェックすることは少ないですが、家から出たら常に意識して姿勢を伸ばすように心がける必要があります。
特に最近だと、歩きスマホをしている人のほぼ100%が猫背になっていますよね?
立派なスーツを着用していたり上品な格好をされている方でも、猫背になったうしろ姿を見てしまうと、なんとも悲しい気持ちになってしまうのは私だけではないはずです。
私自身、あまり姿勢は良いとは言えないため少しでも良くするために腕を前後に大きく振りながら(人が多く集まる場所によっては控えめに)前を向いて歩くようにしています。
また、靴を引きずるように歩いたり、ドスンドスンと音を立てて歩く歩き方は耳障りでしかありません。
公共の場所だからこそ自分の振る舞いの真価が問われる時だと思って、誰に対しても気づかいのできる人を目指したいですね。
転職女子
女性ならパンプスのかかとのゴムの部分を小まめにチェックして、磨り減っていたら修理に出すと良いですよ^^
3.自分本位にならないアポ取り
\ メールでのアポとりは「自分本意」にならないように /です。
転職女子はよくメルカリを活用していますが、メルカリから気づかいを学べることは実は多いのです。
使ったことがある方はご存知でしょうが、出品者の意向によっては値下げ交渉ができる場合があります。
しかし、自分の都合だけで値下げをお願いしてくる人もいるので、メルカリのように匿名で手軽に出来るビジネスだとしても、相手の立場に立ってお願いしてみる必要があると私は思います。
いくら早く売ってしまいたくても、自分本位なお願いをしてくる人には売りたくないですし、できれば関わりたくないのが本音です。
転職女子
一期一会でもお互いにとって気持ちの良い関わり方をしたいですよね^^
会社に話を戻すと職種によっては社内はもちろんのこと、取引先とメールをすることが多いことも。
そのような場合は相手の立場に立った内容で送ることが大事ですし、たった一つのメールのやりとりが信頼関係に大きく繋がります。
不安な時は自分だったらこのメールを見てどう思うだろうと自分宛に送ってみると、客観的に見れるのでオススメです。
アポの約束を取るなら希望日と時間帯を3つほどお伝えしてもらえるとスケジュールが組みやすいですし、自分から送るときもそうしています^^
仕事の目的は利益を生むことです。
媚びるのではなくお互いが良い雰囲気の中仕事が出来れば、次に繋がってまた大きな利益が生まれますね。
まとめ
さりげない気づかいができる人をみると、自分もそうなりたい・・・と思いませんか?
私自身、学生時代に就活をしないでフリーターになり、社会人としての振る舞いや気配りなど全く学ばないまま転職したため、気づかいの上手な先輩を観察することで学んでいました。
しかし、いくら頭の中で覚えていても実際に人と関わって行くと、思うような気づかいが出来ていないように感じたのです。
その時々で話す内容も状況も変わりますので、臨機応変に対応できる力量を身についていく必要がありました。
そして、転職女子が今まで気づかいのできる人を見て感じた共通項は、気持ちに余裕がある人ばかりだったのが印象的でした。
攻撃的な態度だったりギスギスした言葉遣いではなく、自分の軸は崩さずにいながら、いつも周囲に気を配りながらも人を選ばずに平等に関わっている人です。
まずは、自分の軸をしっかり持つことを意識した上で、相手の立場に立つことが大事なのだと私はこの本を読んで感じました。
転職女子
一緒にさりげない気づかいができる人を目指しましょう!
大人の女性にオススメの本
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30代アラフォー女子です。20代半ばで転職を何度か試みましたが、ネットがあまり普及されていない時代でしたので、アルバイト誌や公共機関だけの情報が頼りでとても大変でした。転職をしたくてもどうやって始めたらいいのか悩んでいる方の力になれたら嬉しいと思い、サイト「転職女子」を2018年に立ち上げました。
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