本記事はアフィリエイト広告を利用しています。
 
20代のフリーター女性は婚活と転職のどちらを優先させる?
 
職場に同世代で自分と同じようなフリーターで働いていたり、独身者同士で普段から会っていると、今の働き方について焦りや疑問を話には出たとしても、周りも自分と似たような生活を送っているからあまり深く考えず、自分の将来というと女性雑誌の特集に書いていそうな「自分磨き」を優先にして、働き方の先に繋がっていく老後も含めた将来を思い浮かべる人は少ないのかもしれません。
 
しかし、この先30代40代以降をどう生きていくのかは、自分の将来を考える上でまずはどのような働き方をすることで安定した収入を得ていくかを第一に考えていかないと、もし病気や怪我で収入が途絶えてしまい、更には克服してからフリーターより収入の心配が少ない正社員としてやっていこうと決意しても、年齢的に採用条件が難しくなってしまって結果的に働き方も中途半端なまま自分磨きどころではなくなってしまいます。
 
それなら独り身で何かあった時でも心配しないように結婚をしておこうと、転職より婚活を先に始めることを考えたなら、一度冷静に今の自分の現状と考え方を見直す時期に来ています。
 
ここでは20代の独身女性フリーターが、転職と婚活をするならどちらを先に優先すべきなのかを考えて、どんな未来が待ち受けていても、自分の未来を自分で切り開いていける準備をしておきましょう。
 

自分の人生を人任せにしない

「結婚したら家計の足しとして10時から15時くらいまで扶養の範囲内でパートをするから、今から正社員になっても毎日フルで働くと家庭と仕事の両立は大変だろうから、結婚のことを考えたらフリーターのままでも問題はないだろう」
 
このように、考えているなら今すぐに正社員を目指して転職活動を始めてください。
 
まず、結婚をするには他人が関わらなければ成立しません。
 
仮に現在恋人がいたとして将来結婚をする約束をしていても、はっきり言って結婚するまで分かりません。
 
また、現在恋人がいなくてもいつか出来るだろうと考えているなら、恋人ができて結婚が必ず出来るなど未来を予想することは不可能です。
 
もし、恋人がいないまま30歳を過ぎて急に将来が不安になり転職活動を始めても、フリーター経験しかないままでしたら自分の希望とする収入をもらる会社に採用される確率は高くはないでしょう。
 
もちろん、正社員になろうと思えば全く職種はないわけではありません。
 
しかし、企業側も正社員を雇うとなると社会経験が浅くても20代の若者をゆっくり育てていこうとします。
 
若者を採用するのは会社側の投資でもあるのです。
 
仕事ができなくても給料は支払いなければなりません。
 
しかし、ゆくゆくは会社の戦力として活躍できるようにとじっくり丁寧に育てることを目的としているため、結果的に若い世代を採用することが多くなるのです。
 
30代や40代を採用するのでしたらじっくり丁寧に育てる時間に割くことなく、他で培われて来た手腕を即戦力として期待しているからこそ採用されることが多くなるでしょう。
 
いざ、自分の状況が不利になったからといって慌てて動き始めても、企業側の社員を育てていく戦略や都合もあるので、内定が全くもらえないと悩んでいるようでしたら、自分の未来をきちんと考える時間を持たなかった自分のせいとなっても仕方ありません。
 
現在フリーターで働いて不便を感じていなくても、未来は自分が思い描いている通りになるのかは分かりませんので、ここで一旦働き方を見直す時間を設けてみませんか。
 
女子会や自分磨きも楽しいですが、将来について考えれる時間が今十分にあると気づいた人から、人任せにせず自分の人生を自分で創り上げることができるのです。

男女別の結婚の捉え方

結婚をする意思があっても相手がいないとできませんし、結婚をしたからといってその関係性が続くとも限りません。
 
もしくは、生涯独身も考えられます。
 
厚生労働省の人口動態統計「婚姻件数及び婚姻率の年次推移」によると、1970年代の前半は婚姻件数は100万組を超えていましたが、年々婚姻件数は減っていき2016年は62万組まで減っていることが分かりました。
 
 
表を見た限り今後の婚姻件数は、ますます少なくなると予想されます。
 
さらに、国立社会保障・人口問題研究所の「出征同行基本調査2015年」による、未婚者の男女の結婚の利点に対する考え方を調査した結果を見て見ましょう。
 
 
1987年では結婚することに利点があると思うと答えた男性は69.1%でしたが、2015年には64.3%と低くなっているのに対して、女性は1987年は70.8%、2015年には77.8%と7%も上がりました。
 
また、結婚に利点はないと思うと回答した男性は年々増えるのに対して、女性側は年々利点はないと思うことは減っています。
 
利点の理由としては、「自分の子どもや家族が持てる」が増加しており、女性は「経済的に余裕が持てる」も増加しているようです。
 
女性の方が結婚を視野に入れている人が年々増えていますし、経済面から考えても結婚をすることで「余裕=安心」を得ることを結婚の理由の一つと捉えているようですが、男性側は結婚に対して消極的な傾向なようです。

自分を自分で養えるようにする

結婚をすることによって家族が増えるだけではなく、金銭的にも独り身でいるよりは夫の収入によって経済的にも余裕が持てると考えていたら危険です。
 
まず、結婚する意思があったとしても相手がいて成立するものなので自分一人ではどうにもできません。しかも近年は男性が結婚することに利点があると思うと答える人は減少しています。
 
結婚によって経済的な不安を解消させようと考えるよりも、独身時代から自分で自分を養える状況を築くことです。
 
また、生涯独身という選択もこれからは自分ごととして男女ともに考えていかなければなりません。
 
仮に生涯独身になったとき老後の生活について自分が不安に感じている理由を吐き出していくと、今の自分をどこから見直していかなければならないかがはっきりと見えてくるはずです。
 
自分一人でも十分養える生活力を身につけることは、これからの時代を生き抜くためには欠かせないのです。
 
結婚をすことがあれば子どもができるかもしれません。
 
そうすると、出費も多くなりますが夫と自分の稼ぎの二人分あると十分家計を支えていけます。
 
また、子どもの教育費だけではなく二人の老後の貯蓄にも回せる余裕も出てくるでしょう。
 
結婚をしても人数分の生活費や子どもの教育費、それに夫婦の老後の生活費を用意しておかなければなりません。
 
生涯独身になっても退職後の生活費を用意しておかなければなりませんので、どちらにしてもお金は想像以上に必要なのです。

経済的に自立することは精神的な自立へ繋がる

時間や働く場所に左右されないフリーターという働き方が自由な分、責任ある正社員になることよりも転職活動自体面倒くさく感じるかもしれません。
 
しかし、自分の生活基盤を整えておくと生活スタイルが思わぬ方向へ変化していっても、ある程度保証されている正社員の立場と生活に困らない毎月の決まった収入があるだけで、心の余裕を保つことができるのです。
 
結婚するのかどうかなど考えてもわからない将来のことに悩むより、今からできることから目をそらさずにきちんと向き合って取り組んでいけば、その積み重ねた努力は少しずづ形になるはずです。
 
正社員になれば貯金もしやすいし、思う存分自分磨きを行うことも可能です。
 
さらには、フリーターである自分の将来を案じて婚活を始めるよりも、転職をすることで新たな職場で出会いがあるかもしれません。
 
しかも、自分の将来を心配した婚活だと男性側に養育者探しをしているような気持ちが伝わってしまい、引かれてしまう可能性が高いです。
 
しかし、生活基盤を整えるべく自分の将来にきちんと向き合って転職活動を行い、心機一転新たな職場で思いもよらない出会いがあるかもしれません。
 
自分の将来の不安でいっぱいになっていた時よりも、経済的にも自立した者同士の立場で出会った方が好印象に残ると思いませんか。
 
出会いがなく生涯独身になったとしても、常にお金の不安と隣り合わせにならず時間を自由に使いながら有意義な人生を謳歌することも十分可能です。
 
フリーターのままでも新たな出会いはこの先いくらでもあるでしょう。
 
お金の不安を全く感じないくらいにWワークをしながら稼ぐ働き方が自分にあってるならそれでもいいと思います。考え方や自分にあった生き方は人それぞれです。
 
しかし、独身のフリーターのまま経済的に将来不安を抱えて生き方を模索しているのでしたら、早急に生活基盤を整えてから結婚や婚活のことを考えていきませんか。
 
経済的に自立することは精神的な自立へと繋がっていくのです。

まとめ

周りが結婚をしたり婚活をしているから焦るのではなく、自分の生活スタイルを見直していくことの方へ目を向けてみてください。
 
現在仲のいい友人がいても女性は結婚を機にライフスタイルが変化していくことが多いため、人間関係は状況によって変化していきますが悪いことでも悩むことでもありません。他人は他人、自分は自分の生き方があります。
 
自分の生き方は自分にしか決めることはできませんし、自分以外に誰も決めてくれる人もいません。他人が婚活だったり結婚だったり意識しているからと言って、自分もそうしなくてもいいのです。
 
その前に、今の働き方はこの先数年後の未来にも自分が求めている生活ができる働き方なのだろうかと言うことを真剣に考えてみると、自ずと今やるべきことが見えてくるはずです。
 
転職活動は何歳からでもできますし正社員を募集している企業はたくさんあります。
 
しかし、自分が希望する会社で働けるチャンスは20代の方が圧倒的に多いのです。
 
ただし、そのチャンスは一年ずつ減っていき、30代に入るとさらに減っていくでしょう。
 
老後の生活を今から今は考えもつかないかもしれませんが、目の前に生活基盤を整えれる大きなチャンスがあるならば、人生のたった半年という時間をかけてでも自分で自分を一生養える力を身につけてください。
 
出会いのチャンスは何歳からでもありますが、希望とする企業で働けるチャンスは年齢制限という超えられない壁が立ち測っています。
 
そのことを念頭におきながら、自分がやるべきことに全力で向かってくださいね!
 
 
働き方を見直したい方は参考にしてみて下さい。
The following two tabs change content below.
30代アラフォー女子です。20代半ばで転職を何度か試みましたが、ネットがあまり普及されていない時代でしたので、アルバイト誌や公共機関だけの情報が頼りでとても大変でした。転職をしたくてもどうやって始めたらいいのか悩んでいる方の力になれたら嬉しいと思い、サイト「転職女子」を2018年に立ち上げました。